書評 『絶対内定2008』

絶対内定2008 絶対内定2008
杉村 太郎 (2006/10/06)
ダイヤモンド社
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4月から働き出してからも、好きな本を読んでいられるのだろうか。

一昨年、OB訪問という名目にて、
ボストン・コンサルティング・グループの方と
赤坂でお話させていただいた。

その方は、毎朝5時に起床し、
2時間ほど趣味の本を読んでから、出社しているとのことだった。
(ちなみに、その方は歴史物の小説がお好きだった。)

激務だと聞いていたコンサルのイメージが変わったとともに、
そういうライフスタイルを私も実践したいと思った。


選書No.17
杉村太郎, 2006, 『絶対内定2008』, ダイヤモンド社.



この本は、上のエピソードに出てきたBCGの方に薦めていただいた本です。
私が使ったのは2007ですが、本日付けでの最新版を載せておきます。


この本は、そこらの就活本とは違います。生き方を説いています。

自分の未来を考えた上でそもそもまだ働きたいという気持が強くないなら、
無理して働かなくてもいいと思う。
卒業後、学生を続けたっていい。海外をあてもなく彷徨(さまよ)ったっていい。


こんなことが書いてある本は、就活本とは言えません(笑)

他人と違う道を歩んだ途端、人はいや応なしに強くなるものだ。
精神面だけではない、頭も体も感覚も。
自分の存在や生き方に、それまで以上に真剣になるものだ。
大きな船から独りで海に飛び込むように。


このアイデアは、とても好きです。
人と違うことをするということは、不安がつきまとうものです。
(周りとは違うことをしているのですから。)

一般的に良くないと思われていることならば、特にそうでしょう。

しかし、そんなときでも自分の信念を貫くべきときがある。
そんなことを教えてくれる本です。


会社は学校と違って、そもそも「社員の個人の幸せ」を第1にして
存在しているものではないという当たり前のことを忘れないでほしい。


これは、極めて重要な観点ですね。この文章は、さらにこう続きます。

会社は、受け身な気持で「期待に応え続ければ、いつかご褒美として
ハッピーにさせてくれる」というところではない。
自分の夢、自分のビジョンを持っていないと必ず流されるところである。

やりたいことは自分から提案してやっていかないと永遠にできない。
待っていれば、そのうち「やりなさい」と言ってくれるものではない。



また、著者は絶対内定できる人の条件を以下のように書いています。

絶対内定する人とは

「将来、その会社で大活躍できる人」
かつ
「面接官をはじめ多くの人に好かれる人(=一緒に働きたいと思われる人)」


就職活動中の後輩から「何をアピールすればいいのかわかりません」と言われると、
この2つを答えることにしています。

まぁ、当然といえば当然のことなんですが、
何人かの後輩を見ていると、意外と意識できていなかったりします。


また、この本の半分は、自己分析のためのワークシートに割かれています。

その中に「お世話になった人」を思いつく限り書くシートがありますが、
それを見ていると、いかに自分が人によって育てられてきたのかが再認識できます。

自分の人生を振り返り、明日へつなげるために、最適の本だと思います。

2007年02月18日 キャリア形成。 トラックバック:0 コメント:0












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